月って何?
地球から一番近いところにある天体です。地球からの距離は約38万キロを回る衛星で、地球で唯一の安定的に存在する天然の衛星です。
月はなぜできたか
約46億年前の地球が誕生する最終段階で、原始地球に火星程度の大きさの原始惑星が衝突します。この衝突の勢いで原始惑星が溶け、蒸発し、地球の周りに円盤を形成します。この円盤が材料となって月ができました。
月のうさぎはなぜみえるのか
月は明るいところと薄いところがあります。満月の時、うすぐらい所をつなげてみるとその模様がうさぎの形に似ているからです。
月がなかったらどうなるのか
自転は遅くなり、一日の時間は長くなります。月の引力は地球の自転軸の傾きを23度に保ち、わずか1度でもずれると大変動が発生します。その他にも、潮の満ち引きがなくなったり、強風、砂嵐が発生したり、干潟がなくなり、海洋性物の多様性が失われたり、地軸の傾きが不安定になったり、灼熱から極寒まで気候が極端に変化したり、巨大隕石により定期的に大量絶滅が起こったり、人間の情緒が不安定になったりするなど様々なことが起こりうります。