パーカーソーラープローブについて
太陽の磁気の構造やコロナ(太陽の大気のいちばん外側の部分)と太陽風の加速の関係などの調査を目的としている宇宙探査機です。
そして、このパーカーソーラープローブの耐熱温度は約1400℃耐えられます。なぜそこまで耐えれるかというと「ヒートシールド」という正面から光を反射して熱を吸収しないようにするためのものと厚さ約11cmの炭素素材を使った特殊な断熱材があるからです。でも炭素で壁を作ったら燃えるんじゃないの?そう思うかもしれません。でも炭素が燃える条件に酸素が必要です。そのため、酸素がない宇宙空間では燃えません。
目標
・太陽コロナを加熱し、太陽風(太陽からふくプラズマ)を加速するためのエネルギーの流れを辿ること。
・太陽風が流れ出す領域のプラズマ(電気を帯びた薄いガス)と磁場の構造と力学を決めること。
・高エネルギー粒子を加速して、周囲に輸送するメカニズムを解き明かすこと