水垢離場

水垢離場とは?

これは、水垢離場の前の景色です。

富田川は昔は岩田川と呼ばれ、その岩田川沿いに熊野参詣道が通り、
平安時代から戦国時代までには熊野詣での水垢離場として重要な地であった
とされています。

この川で禊(罪や穢れがある者、また神事に従事しようとする者が、川の水などでからだを洗い清めること)をすれば今までの罪がことごとく消え去る
と信じられ、上皇たちが徒歩で渡ったとされています。
そして、このころは舗装された道がなかったため川を渡って亡くなる人も
いたそうです。 

「平家物語」や「源平盛衰記」などにも登場し、また、

「いわた河渡る心のふかければ神もあはれと思はざらめや 花山法皇」

   など多くの古歌が残されているそうです。

岩田川を最初に渡るこのあたりは一番浅いので、「一ノ瀬」といいます。実は、これは「三ノ瀬」まであります。現在、ここの地名は「市ノ瀬」と言います。

稲葉根王子神社について

稲葉根王子神社は、水垢離場の近くにあり徒歩1分もかかりません。
水垢離場の近くには大きい道がありますが、駐車場がありませんですが
下の地図にある通り、近くに中華料理店の亨春(こうしゅん)があります そこの中華料理はとてもおいしくてお昼ご飯にとてもいいです。
真っ赤な色で木に囲まれているのが特徴です。
亨春を食べに来るついでに、稲葉根王子神社に来てみて下さい

坂本 冬美さんが植えた木について

坂本冬美さんとは和歌山県上富田町出身の日本で有名な歌手です。その木がこちらです。
この木は坂本冬美さんが、地元和歌山県上富田町の水垢離場に植えた木です、他にも彦五郎公園にある
「ただいま故郷」の歌碑があります。是非見に行ってみて下さい。

水垢離場の風景

水垢離場は和歌山県朝日夕陽百選となっており、年に何回か朝日が水に反射して大変綺麗になっています。

水垢離場の場所

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