令和3年度 第4回U-16プログラミングコンテスト和歌山大会

令和3年12月4日、田辺工業高校を会場に、U16プログラミングコンテスト和歌山大会が開催されました。エントリー16名のうち2名が欠席し、14名で大会が行われました。上富田中学校は令和元年度から、現在2連覇中で、今年は3連覇、そして上位ベスト8独占という大きな目標を掲げ取り組んで来ました。参加者は1年生7名、2年生1名、3年生4名という参加でした。
当日は、新型コロナウイルス対策のため、マスク着用、検温は当然として、寒い中、窓も開放し、会場内には大会運営者と選手を合わせて20名という規定で実施されました。応援にはサブの会場も設けられ、保護者は中継とローカからの観戦という万全の対策の中で行われました。
U16プログラミングコンテストとは
U16プログラミングコンテストは、BCNとITジュニア育成交流協会が、IT技術者育成をめざし、全国規模でおこなっている大会で、和歌山大会は全国でも最後を飾る大会となっています。
競技はコンテスト用のサーバープログラムを動かして、そこに2チームがクライアントプログラムで接続し、赤(Hot)と青(cool)のコマを動かして競うゲームです。もとは、全国情報技術教育研究会という主に工業高校が会員になってる組織があって、そこが高校生向けにおこなってうるコンテストが有りました。それが中学生用になったわけです。
和歌山大会について
和歌山大会では、マップが事前に公開されていますが、今年のマップは随所に罠が仕掛けられており、うっかりアイテムを取ると、自分が自爆したり、閉じ込められて出られなくなったりと、攻略には大変苦労をしました。第2回大会では、乱数を使って、ループを抜け出す戦法を編み出し、全国制覇を果たしました。第2回大会ではLOOKやSEARCHを使って、罠を回避する技術を取り入れ、今回は、マップごとのプログラムを作りという作戦を考案し、各自が工夫して、プログラムを作成しました。また、ループ回避の対策も、乱数を使う方法だけではなく、一定ターンごとに進行方向にブロックを置く方法、一定ターンごとに方向を変える方法など、全員がアイデアを出し合い、各自がプログラムに仕上げ組み込みました。
白熱の和歌山大会
今年、本校は1年生が主体で、心配をしましたが、その1年生がよく頑張りました。昨年までは、先輩が作成しものとほとんど変わらないプログラムが多いために、対戦すると、クールとホットが同じような動きをすることが多かったのが、今回は最後まで動きが読めない対戦が続きました。
勝負は、昨年優勝の3年生山下を軸に、校内大会では、好成績を収めた、1年生平見さんと尾﨑さんが1回戦で激突し、校内大会で尾崎さんに敗れた平見さんが雪辱を果たし、運も味方に付け、決勝で連覇を狙う山下さんと対戦し、先輩を見事に破り、優勝を果たしました。しかし、楽勝の試合はなく、ハラハラドキドキの連続でした。







