第6回プロコン

令和5年12月2日、田辺工業において、U-16プログラミングコンテスト和歌山大会がおこなわれました。参加したのは、過去最高の30名。1年生の大量参加、そして過去に比べると男子の参加が増えたのが大きな特徴の大会となりました。

成績

優 勝 山本颯大(1年) 全国大会に出場 1月26日 東京国際フォーラム
準優勝 芝 緋呂(2年)
3 位 北井良樹(2年)
敢闘賞 平田悠真(2年)

講評

過去の大会を制したのはすべて女子生徒でしたが、今回はベスト4全員が男子生徒となりました。しかも優勝したのは1年生でした。山本君は、1回戦で、昨年準優勝の3年生を破って調子に乗り、その後も、2年生の優勝候補を次々に破り、頂点に上り詰めました。この日、山本君は、体調不良のため、USBでの参加でしたが、USBで参加者の優勝も初めて、男子の優勝も初めてという、初づくしの優勝となりました。
指導した者として、一言付け加えてもらうなら、アイデア、プログラムの質では、2年生・3年生の法が一枚上だったように思いますが、今回は、作成したアイデアが予定通りに動かない人が続出していたように思います。直前まで、新しいアイデアを組み込んでプログラムの内容の向上に取り組んでいたようですが、最後の仕上げが、上手くいっていないように感じました。その点、山本君は先輩が残したマップ攻略のアイデアを確実に組み込んだことで、トラブルが少なかったことが勝因だったように思います。とにかく、Chaserのゲームはある程度の完成域に達すれば、運も味方してくれないと勝てません。最後は神様が味方したのかな?
全体を見ても、誰が優勝してもおかしくない、大変ハイレベルで戦略的な大会であったように思います。

タイトルとURLをコピーしました